いよいよ寒いですね〜
本日はこの
訪れる寒さとともに
秋の気配を感じていただきましょう
秋の装いを纏った西尾健が訪れたのは
京都の名店、
草喰(そうじき) なかひがし なのです!
まず驚くなかれ、このお店に
いちげんさんで行きたい場合、
数ヶ月前の予約開始日の、
朝8時に!!!
まるでアイドルのコンサートチケット
販売開始日の戦いのごとく!
電話をかけまくり!!!
やっっっとこさ繋がった人だけが予約を取り!!
その予約もすぐに埋まってしまうという!!
びっくり名店なのです!!!
京都って感じ!!!!!なのです!!!!
西尾健も、何ヶ月も前の朝8時に
鬼電したのです!!👹👹👹👹👹
つまり・・・
京都の名店なのです!!!!!
とっても味のある綺麗なのに古風な厨房、
カウンターに並ぶは
見るからにお金持ちの大人たち・・・
「秋は山から里へということで・・・」
ご主人がお食事の解説を始め、
出てきた1品目がこちら
芸術・・・!
こちらは
わらびのはっぱ 銀杏 菊名 いわし 水菜 ルッコラ つるむらさきの花 いのししの燻製 栗 白いちじく モロッコえんどう ハモとミョウガの押し寿司
という、
いや、「ふんだん」という言葉、
まじこの店のためにあるのでは?
2品目は
小鳥をかたどった器に
炒った新米もち米 まいたけ 大根の葉
なんて言うのかなあ・・・こう・・・
「食べ物と器で、季節を感じる」
日本人だワァ・・・
もち米を、小鳥ちゃんがついばむように
器の小鳥ちゃんとチュッチュして
汁まで飲んでね、とご主人
西尾健、緊張の面持ちで
小鳥ちゃんとチュッチュ
その次が、お椀物
寒い冬は白味噌、
暑い夏は赤味噌、
今は寒さと暑さの配分で
白味噌と赤味噌をらブレンドしたお汁に
寒天で固めたとうもろこし 唐辛子の葉っぱ
ため息〜!!!!!!
お料理の凝り方と優しさに、ため息〜!!!
それから
稚鮎
これもねえただの稚鮎じゃなくって
この、器に、翁(おきな=じいちゃま)がいて
真ん中の赤いのが太陽、
左のが「月」をイメージしてて、
翁が、お月見をしてるよっていう、盛り付けで
なんて言うのかなあ・・・こう・・・
「器と盛り付け1つ1つにも、意味と心を込める」
日本人だワァ・・・
ちなみにこの↓
キモ的なthing
西尾健いわく
「人生で食べたものの中で一番苦い!」
だそう!!
「いい意味で!」
だそう!!どういうこと!!
そしてそして
鮎のあとの、恋
夏野菜の終わりと冬野菜の始まりを表現する
綺麗なお野菜は
オクラ みょうがの花 紅葉しかけの山椒の葉 (山椒で恋に“痺れ”て、) ラディッシュ 柑橘のお醤油 (甘い恋と苦い恋を味わって、) ウロコの素揚げ シソの身 まびきな カイワレ
ステキング👑
ここで何やら急に、慌てた様子で
「はい!すぐ食べて!にえばな!すぐ食べて!」
と出されたお椀
中にはちょびっとごはん!
これは、「にえばな」と言って・・・
ずっとキッチン中央に鎮座していた
この釜戸、
日本昔話か?と言わんばかりの、
この、素敵な釜戸にて、
初めからお米を、炊いていらっしゃって、
その、にえばな。
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「煮えばな」
日本の食べ物用語辞典
汁物や煮物などが煮えた(ぐらっと沸いた)すぐ直後のこと。 煮え始め。 沸騰しすぎる、または加熱しすぎると、食材や調味料の風味や香りが飛んでしまう為、例えば、味噌汁などは、味噌を入れた後の「煮えばな」で火を止めることにより、味噌の風味を引き出すことが出来る。
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という!やつ!
「人生で食う米 全部これがええ」
西尾健
このあたりから、
常連らしい隣のおじちゃまが
西尾健に話しかけてきてくださって
「これ食べるとね、
来た甲斐があって、身体がリセットされるワァ、
って、思うんよ」
「そうですかあ....(なんちゅう品だよ、ほんと品の良いおじさまだな....)(大阪じゃあり得ない品の良さ.....)(全然気取ってないのに金持ちで育ちが良い匂いがぷんぷんする....)(これがKyoto....)(日本のMIYAKO.........)」
的な
続きまして
大正時代のもう作れない古いお椀
文化財レベルの食器を使ってくる
「海と山の譲り合い」を表現、
お魚は、
若狭のグジ(花鯛)
というやつ。
身が綺麗、信じられない優しい複雑な味わい
続いて
鯖の熟鮓(なれずし)
ふくらすずめちゃんの可愛いお皿🐤
大根の中抜きシャーベットを乗せて🐤🐤
大根の軸を唐草に、すずめの尻尾に見立てて🐤🐤🐤
想像力と創造力ばけもん
ここで
箸休めのナイアガラ(ぶどう酒)
おいしい。
そろそろ終盤に入ります
たきあわせ。
まだ熟れてない、あずきのこまめちゃん
この状態、初めて見ます!!
これを振りかけて(楽しい)
いただきます(おいしい)
なんか「おいしい」しか語彙がないのが
申し訳ない、
ばけもん、おいしさが、ばけもん
さて、もう1つお高いコースだと
この次に「鰻」があったようですが、
控えめな西尾健のコースには、
次の!これが!もう!
そう、牛肉なんですけど、ただの牛じゃない。
完全放牧牛「やぎゅうじゅうべい」
完全放牧、かつ、お野菜しか食べてない牛!
ここは、お野菜の店だから。
お肉と言えど、
「お野菜だけを食べて育った牛」のお肉!!
これが日本で食べられるのは
ここだけとかなんとか(隣のおじさま談)
綺麗です〜
うさぎのお月見のお皿に、
さつまいも(月) 炒めたあけびと白味噌
うぶぉの花 ルッコラ 玉ねぎを添えて。
「うぶぉの花」が聞き取れなかった。
何やったんやろ。
そして「あけび」
キモい!!!!!!!
本物も「近くで見てみますか」ゆうて回ってきた
きもい
新形iphoneみたい
きもい
チラ見せしますね、
これが、隣のおじさま
完全放牧牛についてめっちゃ話聞かせてくれる、
日本中の名店を知ってらっしゃる、
ベージュのスーツこんなに上品に着れる人おる?
「お店のご主人よりも
お店のメニュー解説してくれる(笑)」
なんかもう
途中から横のおじさんが全部言っちゃう
「あんま先に種明かししたらあかんけど次はね...」
とか言いながら
次のお楽しみも先に全部言っちゃう
オモロー
お肉の後は
酢の物!
いとうり(きんしかぼちゃ) オクラの花 ミョウガ モロヘイヤ つるむらさき
秋の、あ〜きの〜、みかく〜
あとは締めのご飯物でフィニッシュかな?
と、ここからが楽しい!
山芋 松茸 からすみ ごはん!
香り、バケモン
ギュゥェエ
うまいいいいいいいいい
この後に「明日の朝ごはんを先取り」と
最高の日本の朝食がFULLでお目見え
いや、この美味しさはもう説明いらんやろ
まだまだ続きます
名物「YCTKGC」
=「山芋 カラスミ 卵かけご飯」
あれ?最後のCなんだっけ
「キミ(黄身)と私のランデブー、ね。」
お洒落な語呂合わせ!!
ウヒョオあ
これも美味しさの説明はいりませんね
ふぅー、満腹、、、、
というところで
「ここから世界一周するでぇ!」
とまだ出てくる!
いわし雲と風車の食器で「空の旅」の始まり、
お皿の端に乗せられるは
「イギリスの塩」
「中東の山椒オイル」
(ちゅうとう と なかひがし(店名)のダジャレ)
お漬物の「菜、ポリポリ」←ナポリ旅行
おこげ「パリパリ」←フランス旅行
あーーー
お湯かけて「入浴〜」→ニューヨーク旅行
盛り付けはマンハッタンの夕日をイメージ
楽しいなあ、、美味しいなあ
思わずブレる
嬉しそうな西尾健
ヒゲのアップは、極めてホモっぽい!!!
(褒めてる)
「ニッポンのゴハン」に満腹の感無量、
最後は青みかんのゼリー
バジルのシャーベットにバルサミコ。
「目玉親父のお風呂」をイメージ
最後まで本当に可愛い!
お茶菓子は
「そ」と「蕎麦の実のこんぺいとう」
「そ」っていう名前の、日本古来の和菓子!!!
知らんかったやろ・・・・
いやあ・・・
極めてホモっぽい・・・
最初から最後まで本当に
胸を撃ち抜かれる、お料理と雰囲気、
そして隣のネタバレおじさん!!(ほっこり)
最後に
「2回め以降は、お名前を言って頂いたら
朝8時から頑張らなくても
いつでもご予約承りますのでね(^^)」
という神々しいお言葉をいただき・・・
京都の夜を終えたのであった・・・
ごちそうさまでした
ちゃんちゃん