19号、大阪は過ぎていきましたね・・・
少年の心を持つ西尾健は、
厳重警戒を!!と言いながらも、
台風の到来に、少し心が踊ってしまうたちでした。
去年の台風前には、
中心気圧915hPaの台風って偏差値70くらいある??
— 西尾健トゥデイ (@nishiokentoday) 2018年9月1日
このようにまあ、ふざけているわけです。
前兆を感じる静けさに
「きそう~!!きてルぅこれはきてルゥゥゥ~!!」
と興奮し、
少し吹き始めたいつもと異なる質の風を
わざわざ身体で感じようとベランダに出る・・・
空を見て心臓を高鳴らす・・・
そんな成人男性、実は多いのではないでしょうか?
しかし、
今回の台風19号は、どうでしょう
今まで死を近くに感じたのは、去年の台風で窓が割れた後の1時間と、ギロチン炒飯のゴッドを食った後にホットコーヒー飲んでしまったときです。
— 西尾健トゥデイ (@nishiokentoday) 2019年10月11日
東京のタワーマンションの上は風速100mに及び、震度3から4くらいの揺れが1時間以上続くってことやけど、トラウマになるってそんなん#台風19
— 西尾健トゥデイ (@nishiokentoday) 2019年10月11日
怖がっていますね!!!!
露骨に、怖がっていますね!!!!!
昨年の台風のあと、一体何があったのでしょうか。
ということで今日は、
その思い出を書きたいと思います。
去年の台風は、
このように恐ろしい進度で関西を直撃
窓の外は、このような感じ(拾い画によるイメージ)で
それはそれはもう、「ザ・暴風雨」
舞う舞う、もう街中のパーツが
乱れ飛んでいたのです
西尾健宅は、このようになっており
台風のその日は、このように
西尾健はもちろん、興奮冷めやらぬ様子で
水族館の水槽に張り付く子供のように、
窓の外を見ていたのです
(マンション13階くらいの高さの部屋で、
雨戸やシャッターは、ありません。)
私はパソコンの画面を見ていましたので、
耳に入ってきた情報だけで、当時を再現しますと
・・・・・
(風と、窓の揺れの音)
ゴォー、ゴォ~~~~~~~!!
ドゥドゥんドゥん!!ベァン!!
ごごごご・・・・
ごごごごごぉ~~~~・・・
ドっ・・・どんっ・・バァァァン・・・・
(西尾健の声)
う、うわぁ~、すごいすごい!飛んでる!
あ~わわわ!!!や、やばい!!これはやばい!!!
うわ~~~~!!あそこ、ちょっ、
え!?あ、えっ!?
なななんか飛んd バギャァァァーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!
ああああああああかんアカンあかんあかdqあwせdr;ftgyふじこlp
パりぃぃん!!ドオオオオオオおおおおおおおおおおおおン!!!!!
ひぎゃァァァァァァァーーーーーーっっっ!!!!!!
何が起きたのか不明なままでしたが、
とりあえずもう、それはもう、人生で一番の
瞬発力を見せたのではなかろうか、
というスピードで、
私たちは必死でこのように逃げました
そう、とりあえず、
窓ガラスが割れたのです。
いや怖。
でも、本当に怖いのは、そこからの1時間強でした。
こうなっとるわけです。
窓ありませんから、この部屋の中は、
暴風雨の屋外の一部と化したわけです。
数えきれない、割れたガラスの破片が部屋中を舞い、
Yogiboはぶるぶると震え動き、
置いてある小物なんかは全滅、
何より、空気の逃げ道がないので
すごい音と揺れなのです。
バン!!バン!!!!
ごぉぉぉぉ~~~~~~~~ドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう、
デカめの怪獣が襲ってきて
すごい勢いでドア叩かれてるくらいの、
ああ、ここで死ぬんだ、
私達はここで死ぬんだ、
はい、地球終了・・・お疲れ。
ああ~お疲れ。
さながらそのような状態だったのです。
ここの引き戸は
風圧で壊れ、カーテンのように
プラプラ揺れだしました。
ドアが、重い木の板で出来ているドアが、
カーテンのようにプラプラ揺れるのです
やべえやべえやべえやべえやべえやべえ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ
全力で1人ずつドアを抑え、
ただ、爆音と衝撃を受け止める1時間強・・・
脳内は「どうしよう×1000000億」しかない中
ドアをおさえながら、震える手でスマホを持ち
とりあえずお母さんに連絡します
命の危機を感じてパニックになったとき、
やはり、とりあえずお母さんなのです。
お母さんに連絡したってどうしようもないけど、
お母さんなのです。
お母さんいつもありがとう。
そんなお母さんは、
スマホの向こうから言いました
今すぐ反対側のドアも開けなさいっ!!!屋根が吹っ飛ぶよ!!!!!!!!!!!!!
「台風で窓が割れたら、もう1つ窓を開けて、せめて空気を通す」これは、昔から言われている常識というか、せめてもの処置だそうですね。
で、もう
やべえやべえやべえどうしよう死ぬ死ぬ死ぬここで死ぬ
で頭がいっぱい、
パニック状態でしたので、
その言葉を聞いて、すぐにドアを開けました。
すると
ドゥオンっ・・!!オオオオぉぉぉぉぉズズズズズズズズズズズ・・・・
何が起きたか、想像はつきますでしょうか。
家具が全部、
廊下に向かって動き出したのです。
おまけに、せっかくドアまでで食い止めていた
「舞い散るガラス破片」も、
当然ですが廊下を通り抜けていきます。
え・・・・・これ・・・・・
被害・・・広げてね・・・・?
そうです。
ここ、マンションやから。
最上階でもないから。
屋根ふっとぶ=上の階ごと建物自体が吹っ飛んでる=そんなわけないっていうかそんな事起きてたらもう既に全員死んでる
ということなのです。
「窓が割れたらもう1つ窓を開けて空気を通す」
これは、よく考えれば
一戸建ての場合なのです。
COWCOWも当たり前体操を踊ってしまう、
そのくらいのレベルの話なのです。
でも!!!
そう!!!!!!!!!!!!!!!!
パニック状態において、
人は冷静な判断などできないのです!!!!
ということで
少し冷静になって、またドアを閉め
耐えること1時間・・・・
嵐は、過ぎ去りました。
飛んできた、知らんおっさんの
スリッパとガラス片
ガラス片だらけの破壊された部屋を
静かな、静かな空気の中で掃除し・・・・
窓は段ボールで作りました。
・・・・・
のちに話を聞いたところ、
色んなものが舞いに舞う景色の中、
遠くのビルの影から、ヒュンッと何か
何らかの物体が飛び出し、
それはもう手裏剣のように、ひゅぅひゅぅと弧を描き、
自分のいる窓に向かって
剛速球のごとく飛び込んできた
ということでした。
のちに掃除してわかったことですが、
それは、どこかの家で割れた、
5cm×5cm×厚さ1.5cmくらいのガラス片でした。
いや怖。
咄嗟に逃げていなければ、
西尾健の頭蓋骨を剛速球のガラス片が
ブチ割って
顔面も破壊していたかもしれないのです!!!!
良かったぁ~~~~!!!!!!!
(台風による休講で暇ができたのでプリンを作ろうとしたのだがカラメルの扱いに失敗し独創的なパティシエの作る飴細工のような芸術品ができてしまった西尾健です) pic.twitter.com/wweJKCdMAC
— 西尾健トゥデイ (@nishiokentoday) 2019年10月12日
もう、今日もイケメンで良かったぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみにこの段ボール生活のまま、
半年以上過ごしました。
窓どころかもっとやばい被害を受けた方々が
それはもう、たくさんおられるので
修理も順番待ちです。
冬を越え、年もあけて春が来る頃、
やっと修理業者さんが来てくださり、
窓は元の透明感を取り戻したのです。
窓にテープ貼れとか、物をしまえとか、
言われても
あまり実感がわかないというか、
災害って
まあなんやかんや自分とこは大丈夫やろ~って、
思ってしまいがち。
実際、そう思って何も対策していなかった去年、
悲劇が起きてしまったわけです。
まだまだ今晩、関東以北はこれからかもしれません。
くれぐれも安全に過ごされますよう
お祈りしております。
おしまい