マンダリンオリエンタル東京に!
今月のおしゃれなおしゃまさん・西尾健は
突入するのです!
かっわい〜い
はて、どこに向かうのでしょうか
目指すはどれなのでしょうか!!!
到着した異次元ロビー
待つ異次元ハンサム
映える異次元反射
西尾健はこの高級ホテルに
何をしに来たのかというと
こちら!
TAPAS Moleculer Bar
タパスモレキュラーバー
なのです!
(↑公式サイトのお写真)
(↑公式サイトの説明)
ちょ、
「また、ただのレストランレポか」と
おもう・ナカーレ
ただのご飯屋さんと違うんや!
心して読むんや!
今日は、長いデェ!!
まず、1人1人カウンターに用意されているのは
飲食らしからぬ謎のセット
よく見るとカウンターの中も
飲食らしからぬ.....
化学的な科学的な........
時間になると
シェフがお話をスタートします
「お水をかけてみてください」
タラタラたら〜
むくむくむく〜
こ、これは
おしぼりぃいいいいい!!!!!!!
「開けてください」
ひざかけえええええ!!!!!!
中には、メジャー?
否!!メニュウううう!!!!!!!
食べる道具ううううう!!!!
というわけでこちらはやはり
立派なコース料理のお店なのです!!
遊び心!と思うじゃないですかー
楽しそう〜
子供が喜びそう〜みたいな....
ちゃうで
このコース、1人20000円
にまん、えん
そこに、ペアリングで合わせる
おすすめドリンクが順に出てくるオプション、
アルコール
↑ 7杯で➕12000円
ノンアル
↑ 5杯で➕9000円、
あと、問答無用で出してくださる
おひや(炭酸あり/なし)が➕950円....
ゴフッ........
全然、もう全然アダルティ
子供禁止、もう全然子供とか禁止
1泊10万〜のホテルの、上階の、
ギャラクティカ・アダルティ・オン・セール、
年収がゼロ3個くらい違う太ったおじさんと
おじさんに連れられた女しかいない!!
怖い!
東京怖い!!!
しかし、大興奮!!!!
そんなお店なのです!!
これがですね、高いだけではなくて
何が特殊かっていうと
分子調理
Moleculer Gastronomy
というやつの、レストランなんですね!
分子ガストロノミーっていうのは、
「食材や調理のプロセスを分子レベルで捉え、新たな美味しさを追求する分子調理」
ということなのですよね!!!
液体窒素とか、なんちゃらナトリウムとか、
エスプーマほんにゃらとか、
科学実験に使うような道具を使って
食べ物を、食べ物ではないような感じに、
していく的な、
えー、
最先端も最新鋭も甚だしい、
お料理の分野なのですよね!!!!!
理科講師かつ美食家としては、
目が離せない分野なのですよね!!!
ちなみに、今のコースのテーマは
「World Tour お料理で世界一周」です!
すてき!
1品目 ハンガリー/グーラッシュ
牛肉とパプリカをなんかすごい美味しくして
科学的に球体にまとめたもの
ひとくちで頂くのです
合わせるのは
ブラジル/ハーバルカイピリーニャは
ライムとパインと.....ン、ンマイッ
2品目 ベトナム/生春巻き
鮪のほほにく、いぶりがっこ
分子調理の中では身近と言える
「エスプーマ」で泡状にした
美味しいお出汁?が乗っていて
さながら実験のごとく
スポイトでソースをちゅ〜
みるみる泡が溶け、浸透!美味!
合わせるのはヴァジアニマカシヴィリワインセラールカツィテリカヘティ/ジョージア!!!!黄色いワインのことな!!!!
3品目 インド/サグバニール
ほうれん草と フォアグラのカレー!
どこがカレー?と思いきや
注射器で、
このカリカリコロッケみたいなのの中に
カレーを注入!
一口でぺろり!
トロトロのカレーとサクサクの状態を
食べる瞬間までキープしておくのに
「超直前に客が自分で注入するしかない」と
試行錯誤の末に辿り着いたんだって!
4品目 中国/酔っ払い鶏
すでに酔っ払った、おそらく低温調理済の
筋とか全部こまめに取り除いた鶏肉に
響をロックでロックオン!
そして着火!
ぼうっ
鎮火!!!
ピンセットでいただきます!
はいこちら!
イヤァアアアアアアアアア!!!
柔らかい!!ジューシー!!!
上に乗ってるのはお茄子
合わせるのはリースリング/ドイツ
ノンアルのリフレッシングキールは
きゅうりやで!胡瓜!!!!!
もう合うのか合わんのかも
全然わからんなってくるけども
まあそらめちゃ美味しいわな(˙꒳˙ )
5品目 キューバ/シガー
シガーってタバコ、葉巻ですね
まさに葉巻ケースが出てきて、
開けると煙がモクモク!
これは、食べ物なのか・・・?!!
用意されたのは灰皿!
はい完成!!
簡単に言うとソーセージです!
灰に見立てたこのチーズ系のソースつけます!
「ソーセージ」と片付けてしまっては
いけない次元の味なんだけれども
説明ができません!!!
食べる前にイキる!
プファ〜!!!
ちなみにこの煙モクモクは
「スモークガン」という機械
これ
ワイン入れたワイングラスに
ラップしてプシューすると
ワインにスモークの香りを纏わせたり
ソーセージを簡単に燻製にしたり?
できちゃう!
「ご家庭用ならネットで1,2万円とかでも
買えちゃうものですよ」
シェフ!そんなこと言っちゃダメ!
西尾健、そういうの買うてまうから!
スモークガン、自宅に買うてまうから!!
6品目 アメリカ/エッグベネディクト
合わせるのはビール風のノンアル
こちら!黒トリュフ乗ってるよ!
器がおしゃれであったか〜い
割ります
ひぃー!美味しそうな半熟!!!
あれ?これはどこが分子料理なの?
と思いましたね、
これね!卵じゃないんですって!!!
いや味もめちゃうまい半熟卵なんやけど!
たまごじゃない!
豆腐と、カボチャと、
アルギン酸ナトリウムとカルシウム?で、
わちゃわちゃして、
二重構造の柔らかい球体を、
作ったんやて!!!!!!!!
いや驚くわ!!
ビーガンも食べられる卵!
いや卵じゃないんやけども!
7品目 スペイン/パエージャ(パエリア)
合わせはポルトガルの赤ワイン
見ての通り冷え冷え!
赤ワイン冷やすなんて!!新しい!
こちら〜 ぱぇ〜じゃ〜
上にイクラみたいの乗ってるやんか
これが、分子料理
オリーブオイルを、アルギン酸ナトリウムで
イクラみたいに球状にしたもの
噛むとオリーブオイルがプチュっと広がります
あっ、フォフォ、オフォィシィ〜!!!
ああああ〜!!!!!!
魚介も柔らかひぃ〜!!!!
8品目 フランス/甘鯛のムニエル
さっきのパエリアを食べているそばから
おいしそうなグリルが見え見え!!
まずこんなのが出てきて
すりこぎで潰す
するとこんなのが出てきて
このお出汁の泡がまさに分子料理!
潰したやつを ふりかけかけ
じゅわ〜っと泡が溶けて、
出来上がり!
合わせるのは、ブルゴーニュの白ワイン
フランス×フランス!
伝われ〜!!このホクホク〜!!
9品目 イギリス/シェパーズパイ
48時間(!!!)かけて低温調理したラム!
やはり時代は低温調理!
合わせるのは
アメリカ ナパバレーの赤ワイン〜
ノンアルは、アイスティー!
この見た目で、アイスティ!
バタフライピーィという、お豆?と
八角というスパイスと色々....色々のティ!
もう、わけわか!
ででん!こちらがラム!
なんか草を食べる前の?だかなんだか
ラム臭くないすごいラム肉!
確かに全然くさくない〜!
10品目 アメリカ/Tボーンステーキ
ピャーピャー!
サーロインと、ヘレ!
これを、それぞれに調理して、
Tボーンステーキ風に盛り付けて出来上がり!
この真ん中のは、
「骨の形」ふうに型どった
玉ねぎのピューレ!
盛り付けで「骨つき肉」ふう!かわいい!
↑「や、やわりゃかひぃいいいいいい!」
と言っている顔です
おもしろい顔ですね〜
ちなみに、分子調理の牛肉にA5ランクは
絶対使わないんだそう、
なんか脂が脂すぎる?とかで、
高けりゃいいってもんでもないんですねぇ
ちなみにシェフがこういう知識を披露すると
お金持ち達もこぞって
自分たちの知識を話し始めるわけで
それを聞いているのも
一般庶民からするととても面白いのですが
やはり、シェフの話にかぶせてまで
自慢気に自分が過去に食べた
A3、A4ランクの話を始められると...
まあこういう顔になってしまうわけですね
シェフが世界の分子レストランの話をする度に
その国に旅行に行った時の
自分の自慢話始めちゃうおばさん....
まあおおかね西尾健も
こういう感じで聞いてましたね
あ〜おもしろいですね〜
ここらでいろんな意味でお腹いっぱい、
ということでデザートの始まりです!
11品目 日本/天ぷら
(デザート1品め)
綺麗である!ニッポンに帰国したのである!
合わせるのは山形の熟成梅酒
桃の天ぷらと、
液体窒素で作ったソルベ
梅酒を煮詰めた蜜
12品目 オーストリア/シュトゥルーデル?
(デザート2品め)
かわいい!
これを、トンカチで、割ります
パキョ!パキョ!
液体窒素で粉末アイスにしたりんごの上に、
割れた りんご飴細工の中に、
りんごのフェイクいくらと、
トリュフ&バニラのアイスクリーム
だって....
わけわか.....うま.........
13品目 タイ/トロピカルフォンダン
マンゴー、ココナツ、レモングラスの
フォンダンショコラ的なやつなんですけど
作り方がおもぴろい!
おたまに、二種類の熱々ムースを入れて
液体窒素につける!!
底をカンカカン!と叩いて落とす!
素手で!!
液体窒素の中から拾い出す!
お皿に乗せる!
これで、外さっくり、中とろーりの
フォンダンが出来上がるわけ....
素手はなぜ大丈夫なの?
すごいわ.... 液体窒素........
けど何度も火傷しながら開発したんやて!
14品目 イタリア/リモンチェッロ
かわいい!
これも、レモンのメレンゲを、
液体窒素でカチカチにしたもの
息を大きく吸って、
もぐもぐしながら鼻から息を吐くと
こうなります!
おもぴろい!おもぴろい!!
ちなみにもぐもぐして
早く飲み込んでしまわないと
舌の上で止めてると
口の中 大火傷するらしいで!
恐ろしいデザートやで!
おしまい!
これでフルコースおしまい!!
「モレキュラーシェフやってるんだー」
と言えば、世界では普通に通じるくらいに
なってきてるらしく
作りながら
説明しながら
作りながら
ま〜〜てきぱきとよく働くこと!!
素晴らしいパフォーマンスでした
最後にまとめたメニューももらえます
手描き、かわいい!
最後に、
料理に合わせたコースとはいえ
ワイン7杯も飲めるわけがない西尾健、
すっかりユデダコの赤黒さを纏う帰り道、
こちら段差なっております
暗いのでお気をつけくださ〜い、
段差・イン・ザ・ダーク ですぅ〜
ゆうてました
ちゃんちゃん